石垣島・八重山諸島を含む沖縄エリアの伝統工芸品「琉球紅型（りゅうきゅうびんがた）」の染物体験に行ってきました！


今回伺ったのは、大川にある「MAYUKO ART STUDIO」さん。

地図ではここ↓

ギャラリーは石垣島の中心部「ユーグレナモール」から徒歩3分ほど。


紅型の絵柄があしらわれた扉が素敵すぎます…。


中に入ってみると所狭しと紅型の作品たちが並んでいました・・・！なんとも色鮮やかな店内！！！


ポストカードやハンドタオル、


御朱印帳もあります〜。


わたしのお気に入りはこちらの紅型のデザインが入った、石垣島珊瑚珈琲。
絵柄がほんっとに美しい。


最近はこちらの扇子が人気みたい！表裏どちらにも紅型のデザインがほどこされていました。


この日、笑顔で迎えてくれたのはギャラリーのオーナーの池間真裕子（いけままゆこ）さん。
池間さんは石垣島のご出身で、紅型作家・書家として活動されている方なんです。


そして今回はこちらの巾着袋作りを体験してきました〜〜〜〜。


予約の時間にギャラリーに伺うとすでに体験用の準備をしてくださってました。
なんとこの日は特別に？池間さんも隣で一緒に作ってくださるとのこと…！緊張！！！


写真右の原画を基に、お米でできたのりを使用して巾着袋に糊置きされた状態がこちら。
今回の紅型体験では池間さんがこの糊置きの部分まで準備をしてくださるので、色差しのところからスタートになります。

この糊置きは絵柄の部分以外に色が入らないようにする防染の役割もしてるんだとか。

今回はシーサーがパイナップルを持っている絵柄を選びました〜。


それでは体験スタートです〜〜〜。


こちらが本日使う顔料。あとから色を重ねやすい黄色やピンクなどの薄めの色から使うのがポイントみたい。


池間さんからレクチャーを受けたら・・・・


さっそく色を入れて行きます！！！
紅型はこれ！と言ったルールがないので、気分が赴くままに色を入れてOKとのこと。

どうやら結構性格が出るようで・・・（笑）


わたしは直感タイプなので、とりあえず何も考えずにガンガン色を入れていきます（笑）




なんとなーく薄めの色から、なんとなーく濃いめの色を使用しながら・・・


まだまだ続きます。ここで、画角調整が入りました（笑）
パイナップルちゃんまでは色がほとんど入った状態。ここからシーサーに入りますが、若干色のチョイスに行き詰まった感じが・・・・




正解はないので、気分のままに色差ししていきましょう！！！


このあたりでまた行き詰まりました・・・（笑）
シーサー先生に入れる色がない・・・・（涙）


後戻りできないので、あまり悩まず進めていきます。


仕上げに赤の顔料でパイナップルちゃんに追加色差し！うーん。シーサー先生はちょっとなんとも言えない色に・・・




こちらが最終版！！！紅型は完成するまでどんな色味が出てくるかが分からないのが面白いポイント。


ちなみに…こちらが池間さんの作品。


左が池間さん、右がエリザベス。当たり前ですが、並べてみると一目瞭然！！！！
このあと顔料が乾いたあとに顔料を洗い流す工程などは池間さんが対応してくださって、完成品は郵送もしくは後日ギャラリーで受け取ることができるようになっています。

さて出来上がりはいかに……！！！


出来上がった巾着袋がこちらです！！！


パイナップルちゃんは思いの外いい感じに仕上がったのではないでしょうか！？？？
シーサー先生は課題が残りましたね！（笑）リベンジしたいと思います！！！

紅型体験は全体で約1時間ほど。わたしはサクサク進めたようで（笑）1時間もかからずあっという間に完成しちゃいました。


大人も子供も楽しめちゃう紅型体験、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょう？？