八重山の美しい風景とともに…家族の会話を広げる宿「石垣ヒルズ®」【インタビュー】

石垣ヒルズ®オーナー髙橋大介さん
主に沖縄県で宿泊施設を営む方々に、その宿の背景にある物語や、ゲストへの想いなどを紐解くインタビュー企画。今回は絶景を望む丘に佇む2棟のヴィラ、石垣ヒルズ®のオーナー髙橋大介さんをお迎えし、宿の魅力やこだわりについてお話を伺いました。
2024年5月に開業したばかりの宿ですが、Googleクチコミは4.9と高評価を獲得。さらにミシュランキーホテルで「セレクテッド」に選ばれるなど今注目の宿、石垣ヒルズ® の魅力に迫ります。

ミシュランキーホテル2025『セレクテッド』に選出
「ここでしか体験できない」石垣ヒルズ®の魅力
沖縄らしさ、石垣島らしさを感じられる宿
髙橋「建物は使いやすさを意識しモダンなデザインを採用しながら、全体としては沖縄や石垣島らしさをとても大切にしています。わかりやすい例で言うと、赤瓦、フクギの木、ブーゲンビリア、シーサーですね。ぱっと見て『あ、沖縄に来たな』と思っていただけるように意識しました。

フクギの木と赤瓦が沖縄らしい雰囲気を演出
地元の物を使うことも大切にしたポイントの一つです。石垣島産や沖縄県産の建材を使った建築をはじめ、室内には琉球畳や八重山染めのフローリングを敷き、食器類には沖縄の焼き物であるやちむんを採用しています。
シーサーの台座には首里城破損瓦(沖縄県 土木建築部 首里城復興課 提供)を使い、沖縄の心を未来に繋げたいという願いを込めました。

窯元 やちむん家:沖縄県読谷村 新垣優人さん、松田優人さん制作
今お話したような内容が、『その土地ならではの体験』や『施設の個性や独自性』というミシュランの評価基準にも合致したのではないでしょうか。こうした沖縄らしさが思い出の風景の一部としてお客様の心の中にも刻まれたらうれしいですね。」
絶景の丘という唯一無二の魅力を体感していただくために
続いて、石垣ヒルズ®ならではの魅力についても教えていただきました。
髙橋「絶景の丘の上に立っているというのは、他にはない石垣ヒルズ®だけの強みだなと思っています。

Open Sky Villaにある展望台から海を眺める
この魅力を存分に味わっていただくための工夫もしています。リビングの窓を大きなガラスにすることで、エントランスを開けてすぐに絶景を感じられる造りにしました。ゲストが宿に一歩足を踏み入れた瞬間から感動していただきたいという思いで設計士さんと何回も話し合いました。」

部屋に入った瞬間、目の前に広がる景色
石垣ヒルズ®の随所にこのような動線へのこだわりを見ることができます。
無人の宿だからこそ大切にしたいホスピタリティ
くつろげる空間づくり、体験で届けるおもてなし
髙橋さんが、なぜ、そこまで建物やインテリア、そして動線に強くこだわるのか尋ねてみました。
髙橋「無人の宿なので、お客様と直接お話する機会はほとんどありません。だからこそ、体験でおもてなしする仕組みづくりを大切にしています。先ほどの絶景を体感していただく仕掛け以外にも、さりげない動線やもう少し細かいところで言うと、アメニティや備品にもかなりこだわりがあります。
室内からも外のプールからも直接行けるバスルーム
バーベキュー用のアイテムや浮き輪などのプールグッズといった楽しみを補完するものから、虫さされの薬などトラブルに対応するもの、電池など困った時に使ってもらえるものまで、少しでも滞在を快適にしていただけるよう色々とご用意しています。
『自宅のようにくつろげる空間』と言うのは簡単ですが、本当の意味で家にいるような環境を作るのって実はすごく難しいんです。実現するためには、家以上に充実している必要があると思っています。
だから『こんなものまで用意されてるの?』と思っていただき、ゲストが心からリラックスできるよう、足りないものを極力なくすことを、いつも心がけていますね。」
コーヒーでほっと一息
こうしたオーナーの思いは宿泊したゲストにもきちんと届いているようです。石垣ヒルズ®のGoogleクチコミには豊富な備品に感激する声を数多く見ることができます。
心がけるのはLINEでの細やかなコミュニケーション
もう一つ、無人の宿だからこそ大切にしているのが、お客様とのコミュニケーションです。
石垣ヒルズ®のLINE公式アカウントでは、オーナーと直接のやりとりも可能。さらにチェックイン日を登録すると、事前に宿に関する情報を受け取ることができます。

LINE画面イメージ
髙橋「初めて泊まる宿では勝手がわからないと思うんですけれども、備品の内容や置き場所についてなど、事前にLINEでご案内することで、どこに何があるのか体感的にわかっていただけるようにしています。
また宿の様子やこだわりなどもお伝えしておくことで、宿泊時に『見たことのある景色だ』と感じていただきたいとも思っています。
新鮮な感動を味わいながら、同時にどこか懐かしさや親しみやすさも感じて、リラックスして過ごしていただけたらうれしいですね。」
原点にあるのは、子どもたちの笑顔
絶景や温水プールなど充実した魅力あふれる石垣ヒルズ®。オーナーの髙橋さんは、どのようなゲストにおすすめだと考えているのでしょうか。
髙橋「会社の経営理念に『子どもの笑顔を旅の原点に』と掲げています。旅を通じて子どもの価値観や世界観を広げていきたいという思いを昔から強く持っているんです。だから子どもを中心としたご家族に特におすすめしたいですね。」
石垣ヒルズ®を作る前に白保地区に建てた宿、石垣島 villa 7716(なないろ)https://ishigaki7716.com/ で目にした光景がこの思いに繋がっています。当時のエピソードを伺いました。
髙橋「7716の庭にあるガジュマルの木の下に、こんもり丘を作っておいたんです。あるゲストがいらした際、お子さんが真っ先にそこに走っていき、うれしそうにかけ登って、勢い良く降りてきて。その姿を見た時、思い描いた通りの理想的な光景に、思わずガッツポーズが出ました。子どもの笑顔をもっと見たくなりましたね。」

プライベートプールは子どもにも大好評

静かに星空を見上げる時間
髙橋「美しい星空を見て、好奇心を刺激されたお子さんが、すぐに調べられるように、石垣ヒルズ®には、星に関する図鑑や本を置いています。」
髙橋さんの妻、幸恵さんは石垣市観光交流協会の美ら星マイスター資格をお持ちです。星について詳しく知りたい方は、宿泊前に問い合わせればご案内も可能。親子で星について学ぶ絶好の機会になりそうです。
南風とともに…家族の時間を取り戻す場所に
家族と聞くと小さな子ども連れを思い浮かべる方も多いと思いますが、石垣ヒルズ®はもう少し大きくなった子どもがいるご家族も歓迎しています。
髙橋「話す機会の少なくなってしまったご家族の会話のきっかけにしていただけたらという思いもあります。
例えば小さい頃は仲の良かった父と娘。思春期とともに徐々に会話がなくなってしまったけれど、久しぶりに家族で一緒に石垣島旅行に来ることに。
石垣ヒルズ®のOpen Sky Villaに電子ピアノがあるんです。そのピアノを弾くことで、親子の間に張り詰めていたなんとも言えない緊張感が解けていくといったストーリーを思い描いています。
南の島ならではの開放感や空気感が、家族の絆を深めたり、家族が抱える課題を解決に近づけたり。石垣ヒルズ®が固くなってしまった結び目を解くような場所としての役割を果たせたらうれしいです。」
電子ピアノがあるリビング(Open Sky Villa)
10年後も思い出として語られる宿づくりを目指して
子どもを軸にした家族連れを意識しつつ、その延長線上にある、祖父母を含めた三世代旅行や、仲良しの家族同士のグループにもおすすめしたいという髙橋さん。
石垣ヒルズ®が理想とする宿のイメージについて伺いました。
髙橋「10年後のお正月にみんなで集まった時に、『あのザ・沖縄みたいな宿に泊まったよね』なんて話してもらえる宿づくりをしたいです。」
フクギの木に囲まれ、赤瓦を冠した建物。シーサーが見守る中、絶景を眺めながら楽しむプライベートプール、そして夕方はみんなで楽しくバーベキュー。
そんな情景を家族の思い出の1ページとして共有してみませんか?

石垣ヒルズ®はこんな方にオススメ!☑三世代で泊まれる宿を探している
☑小さな子どもがいても気兼ねなく過ごしたい
☑複数ファミリーで泊まりたい
☑グループで泊まりたい
☑宿でゆっくり過ごしたい
☑開放的な場所でワーケーションしたい
〜編集後記〜
ご宿泊の際、絶景やバーベキューといった石垣ヒルズ®ならではの醍醐味をお楽しみいただくのはもちろんですが、寝室からお風呂、トイレに至るまでゲストの快適さを追求して考えられた動線にもぜひ注目してみてください。宿を違った角度から楽しむことができるかもしれません。
記事:小林ゆき■関連リンク








